普段薬剤師をしている私がいつも思うのが…「漢方の数を数えるのって大変!」ということ。
なので、その過程をゲームにしてみました。
2種類のゲームで遊ぶことができます。
(1)調剤ゲーム
【遊び方】
1.漢方の名前を見て、どの番号なのかを選ぶ
2.何包必要なのかを計算する
3.束(=21包)、枚(=3包)、包を組み合わせ、その包数をそろえる
4.上にあるピンク色の「次の問題」ボタンで、出題を変えることができます。
(2)新旧合わせ
1.古い(もしくは新しい)漢方の写真をみて、同じパッケージのものを素早く選ぶゲームです。
2.レバー(セグメント)で、出題内容を切り替えることができます
(旧に合わせると「古い写真」を見て新しいパッケージを選ぶモードになります)。
注意:ゲームの途中でタブを切り替えると、画面が初期化されるので注意してください!
=開発背景=
このアプリは、薬剤師が実際に「処方せんを見て、薬を拾ってくる」過程をイメージしたものです。
また、ツムラさんの製品は2015年5月頃から包装変更があり、
色味がかなり変わるため、新旧を合わせるゲームを作ってみました。
漢方薬は
【箱を探す】
・薬の名前しか書いていないが、箱に大きく書かれているのは番号
・番号下1桁ごとに色が違うのでそれを元に箱を探してくる
・番号がわからないときは、一覧表や本で調べる
【何包取ればいいか考える】
・処方せんにはg(グラム)で書いてあることが多い
→割り算必要。
・大抵の漢方は2.5g/包だが、たまに3.0g/包などのものが。
【その後】
・3包×7枚の束を何個取ればいいのか?
・3包の綴りを何枚取ればいいのか?
・1包ないし2包追加しなくてはならないのでは?
(例:28包必要なとき=1束+3包綴り2枚+1包)
この作業をゲームにアレンジしました。
ツムラさんの製品をイメージして作成しています。
(メーカーごとに重さが違うものもあるので)
薬学生・薬剤師はもちろんのこと…一般のみなさまにも楽しんでいただける作品です。
これで薬剤師気分を味わってみてください。
…漢方が好きです。とっても。
"特に好きな漢方は17番の五苓散" Kaori Shige